子宮内膜症とは

子宮内膜症って、なに? 良性の腫瘍は子宮筋腫ではないのですか?

いいえ、実は子宮筋腫とはちょっとちがうのです。

子宮内膜症は本来ならば子宮の内側の、赤ちゃんのために準備される膜が子宮の中だけでなく外にできてしまうことを言います。

また、子宮内膜症という病気の進行は4期あり、

1期 腹膜病変 
2期 チョコレート嚢胞(これは不妊の原因になるといわれています) 
3期 
ダグラス窩深部病変
4期 2期、3期がさらに進んだもの

に分けられます。

 

子宮内膜症の症状

かかったひとの9割が訴えるのが「月経痛」ひどい場合、鎮痛剤を飲んでも効かないくらいひどいものになります。

よく聞かれる症状を調べてみました。 子宮筋腫の症状ととてもよく似ていることがわかります。

1.月経痛、月経過多(痛い、量が多い)

2.腹痛

3.月経にレバー上の塊

4.腰痛

5.腹部膨張感(おなかにはり)

6.不妊(チョコレート嚢胞)

7.疲れやすい

こんな感じです。特に月経痛は年を重ねるごとにひどくなる傾向があります。

子宮内膜症 原因


子宮筋腫同様、原因はまだ解明されていません

「子宮内膜移植説」と「体腔上皮化生説」の二つが有力と言われているそうです。(順天堂大学産婦人科助教授監修「子宮内膜症」より)

月経の際、外に出るはずの月経血が逆流し、それが卵巣や腹膜にくっつき、月経血に混ざっていた子宮内膜組織がこの病気の原因というものでこれが「子宮内膜移植説」

卵巣や子宮などを包んでいる腹膜を体腔上皮というそうですが、これが何らかの理由で(ここが知りたいところでもありますが)子宮内膜と変化してしまい、子宮内膜症をおこすという理由です。

 

子宮内膜症 治療

主な治療法は3つ

1.特別な症状もなく(痛みや不妊など)現状のまま定期的に通院、痛みが出たらそれを和らげる薬剤投与で様子を見る対症療法

2.ホルモン剤を使って治療

3.開腹や腹腔鏡などの手術で除去する

ほとんどは1.の対症療法から始まるそうです。

 

まとめ

子宮筋腫同様、子宮内膜症も生命にかかわる病気ではなく、悪性腫瘍などに変化することはない。

治療は痛みを抑えながら様子を見る対症療法がメインである。

子宮内膜症のつらさを軽減したい

 

※参考図書:

順天堂大学産婦人科助教授監修「子宮内膜症」
武久レディースクリニック 佐藤孝道先生、板橋中央総合病院 石田友彦先生 著 「子宮筋腫」


 

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